日本が世界に誇る舞踏の聖地へ行ってみよう!
鎌鼬美術館は2016年10月22日、羽後町田代にオープンしました。鎌鼬とは、1965年9月26日に田代へ突如現れた舞踏家・土方巽の写真集の名を踏襲したもの。田代が鎌鼬の里と呼ばれる所以もここにあります。鎌鼬美術館には、当時の人々の記憶や体験が納められています。
写真パネルや映像などの多彩な展示
明治時代に建てられた旧長谷山邸。その鞘堂内部に並ぶ展示品の数々。堅固な土蔵の一階には、白壁に「鎌鼬」のオリジナルプリントが展示されています。その他にも写真集「鎌鼬」の初版本をはじめ、さまざまな関連資料が展観されています。二階には、写真家・細江英公が撮影した土方巽の大きな写真パネルなどが展示されています。また、スクリーンには鎌鼬の里を紹介する映像や土方巽の公演記録映像、ドキュメンタリー映像などが随時上映されており、土方巽が来訪した経緯を辿ることができます。